体験レポート
10/4(日)稲からお米はどうやってできるか、やってみよう!
脱穀&籾摺り体験
10月4日(日)に脱穀&籾摺り(もみすり)体験を実施しました。
9月19日(土)、20日(日)に稲刈り体験の時に、はざ掛けといって、刈り取った稲を干していましたが、今回、その稲を脱穀して、さらに籾摺りを行い、玄米にしました。
〇今回の田んぼ
農業ふれあいセンターの脇にある田んぼで稲を作りました。この田んぼにはフナやドジョウを放ち、7月4日(土)には「田んぼの生き物調査」を行い、田んぼから水路に移動した小魚をすくい取るなど、多くの皆様に参加いただきました。
本来は田植え体験も行う予定でしたが、新柄コロナウィルス感染症の影響から、今年の田植え体験はやむなく中止となってしまい、地元の農家の方々が苗を植えています。
〇足踏み脱穀機で脱穀体験
まず、収穫して干した稲穂から粒を取る脱穀を行いました。今回は足踏み脱穀機で参加者に順番に脱穀の体験を行ってもらいました。
小さな子供は数本、大人は一束ずつ脱穀機に入れて、稲穂から米粒を落とす作業を行いました。
2週間干していた稲を使用します
順番に脱穀しました
〇すり鉢と野球ボールでの籾摺り体験
脱穀が終わった後、もみ殻を取り除いて玄米にする籾摺り(もみすり)の体験を行いました。
用意したのはすり鉢と軟式野球のボール。すり鉢に籾(もみに入った米粒)を少しずつ入れてボールでこすると、玄米のできあがり。
籾摺りは意外と時間がかかります
できた玄米はお持ち帰りいただきました。
参加された方からは、「稲刈りからお米になるまでが分かった」などのご感想をいただきました。
当協議会では、農産物をただ収穫するだけではなく、参加いただいた皆様が学べる体験を行いたいと考えています。
サツマイモや里芋、大根、大豆など、今年もまだまだ収穫体験を行う予定ですので、ぜひご参加ください。